
同窓生の皆様方には、ますますご壮健にてご活躍のこととお慶び申し上げます。私こと、本年4月の人事異動で、山川晴一郎前校長の後任として、本校に勤務させて頂くことになりました。微力ではありますが、伊勢高等学校のさらなる発展に全力を尽くしたいと考えています。宜しくお願いいたします。
さて、伊勢高等学校は昨年、創立50周年という節目の年を向かえました。この間に本校を卒業された19,000人余の皆様が、 我が国の各界はもとより世界を舞台に活躍されておられますことは、我が校の誇りとするところであります。
今日、伊勢高等学校が地域の期待と信頼を集める学舎としてあるのは、卒業生の皆様が一貫して学問を尊重し、自主自律の校風を築き上げてこられた賜物です。
次なる50年に向けて新たな一歩を踏み出した今、私たちは、創立以来の伝統をしっかりと受け継ぐとともに新たな時代の要請も見極めながら、変化の激しい時代を逞しく生き抜き、皆様に続いて時代をリードする人を育てるために、一層力を注いで行きたいと考えています。
今後も、このHPを始め、さまざまな機会を通して本校の近況や在校生の活躍ぶりをご紹介してまいりたいと思います。皆様には、そうした情報をご覧いただきますとともに、本校の教育の振興に一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
一学期を省みて
同窓生の皆様方には、平素より本校の教育の振興に格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
伊勢高生は、皆様方から自主自律の校風を受け継いでしっかりとがんばっています。学業においては、本校HPの卒業後の進路でご覧いただいているとおり実績を伸ばしておりますし、部活動においては、本年度も、陸上競技部が佐賀県で開催される全国高等学校総合体育大会に、また囲碁部が日本棋院会館で開催される文部科学大臣杯囲碁選手権大会にそれぞれ連続出場することとなり、先日は全校挙げて盛大に壮行会を行ったところです。今年も、伊勢高生の文武両道の活躍を期待したいと思います。
さて、私は、本年度の始業式で、子供たちに夢を持とう、そしてその夢を実現していくためにその時々の目標を設定しようと話しました。本校に学ぶ子供たちは、すばらしい能力を秘めています。そしてその能力は、子供たちが夢の実現に向けて自ら考え行動し、努力する中で、開花していくものと考えるのですが、しかし、先行き不透明な今の時代は、私たちが育ってきた時代と違って、夢を描くこと自体が難しい時代になっているように思います。こうした中で、本校では、同窓会の全面的なご支援をいただき、今年も9月に「同窓生講演会」を、そして10月にはキャリアガイダンス「ようこそ先輩!伊勢高版」と銘打って、子供たちが希望する十数の分野でそれぞれ活躍されている先輩方にお越し願って、子供たちと対話していただく機会を設けていただきます。
先輩方が、その歩まれた道や生き方を後輩たちに優しく語っていただく「同窓生講演会」は、子供たちにとって一時自らの人生を俯瞰し、生きるということ、働くということ、幸せとは、或いは友情など、一度は真剣に向き合わねばならないテーマについて思索する貴重な機会を与えてくれるでしょうし、また、キャリアガイダンス「ようこそ先輩!伊勢高版」では、先輩方が語ってくれる仕事の面白さや苦労、遣り甲斐、生き甲斐などを通して、子供たちは将来の夢、こう在りたいと思う自分の姿を鮮明にしていくとともに、その実現への意欲を高めて行くでしょう。
昨年度、同窓生の皆様には、本校創立50周年記念事業として「伊勢高校同窓会育英奨学金」を創設いただきました。現在、13人の子供たちがその恩恵に浴し、経済的な不安が解消されて、勉学にそして部活動にと、皆元気に充実した学校生活を送っています。
こうした同窓生の皆様の本校に対する物心両面のご支援は、他校には例を見ないものであり、伊勢高生にとって大きな励みであるとともに、本校の大きな強みともなっています。私たちは、本校へのご支援を通して地域に貢献するという皆様の思いを大切にし、本校に学ぶ子供たちが自らの夢を実現するとともに社会の発展に貢献する人に育つよう、しっかりと取り組んで行きたいと考えています。
伊勢高校学校長 上村 桂一
2007/0810
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